老後のことを考えると、なぜ「今じゃない」と感じてしまうのか

老後のことを考えようとしたとき、「今じゃない気がする」と感じて話題を閉じてしまうことがあります。特別に忙しいわけでも、考える時間がないわけでもないのに、どこか時期が違うように思えてしまう状態です。

この感覚は、先延ばしの意識や無関心から生じるものとは限りません。老後というテーマは、将来の出来事でありながら、準備や判断は現在に関係します。そのため、時間軸がずれたまま重なりやすくなります。この時間軸のずれは、50代という時期に起きやすい状況として整理できます

また、老後について考える場面では、「今決める必要があるのか」という疑問が生じやすくなります。条件が固まっていない状態で判断を迫られる感覚が、違和感として現れやすくなります。

判断の材料が十分にそろっていないとき、考えること自体が宙に浮いた感覚になります。その結果、今ではないという印象だけが残り、思考を止める選択が取りやすくなります。

「今じゃない」と感じる状態は、判断を避けているというより、判断の前提が整っていない段階として現れやすいものです。考えることと決めることが同時に求められているため、距離を置く反応が起きます。

老後の話題に対して今ではないと感じるのは、関心の強さや弱さではなく、時間軸と判断単位が一致していないことによって生じやすい状態です。

50代で「先のことを考えない方が楽」と感じるようになる背景

老後のことを考えると、なぜ現実味がなくなるのか

タイトルとURLをコピーしました